普段海でダイビングして遊んでいるが、夏休みに研究室の先輩と富士山に登ってきた。
人生で一度も登山をしたことがなかったが、不思議と不安はなく富士山登頂を決意した。
初めての登山の感想と学びをざっくばらんに書きとめんとす。
台風直撃
富士山に登ろうと静岡県富士宮に到着。
しかし天候は曇りのち雨。しかも台風直撃前夜。
んー、僕の登山を神様が止めようとしているのかな
いや「壁は超えられる可能性がある人にしかやってこない」という名言を俺は信じることにした
富士山に登る日程を一日ずらし、その日は観光へ
登頂開始
朝4時起床。天気は大雨。サイコーだね(白目)
約一時間ほどバスに揺られ5合目到着。
太陽がまだ出ていないというのも相まって、めちゃくちゃ肌寒い。
いきなり登り始めると、高山病にかかる恐れがあるので、ラジオ体操をして体を温める。
登山開始時の服装はレインコート必須。
初めて見る山小屋
はじめての山小屋に到着。もちろん天気は雨。
やっと、室内に入れると思ったら「CLOSED」。閉まってんのかい
しかもよく見ると有料。
山小屋で休憩するのに、お金取られるとは思ってもみなかった。
そのまま登山続行。
登山客は挨拶大好き
登山をしていて、気が付いたのはすれ違う人や山小屋で会う人はみんなフレンドリーに挨拶する。しかも国籍、年齢問わずに。
見知らぬすれ違うほぼ全ての人と挨拶を交わすというのは、現代社会では淘汰された現象であるが故、少し異世界感を醸し出していた。
聞くと、登山ではあるあるらしい。
最大の危機:頭痛
8合目が見えようとしていた時、最大のピンチが訪れる。そう頭痛。
8合目まで来ると雨はやんでいたが、風がえげつないくらい吹き始める。
レインコートを着て登山していたせいか、中のインナーは汗でべっしょり。
その濡れたインナーが今度は、体温を過度に奪いに来る。
登山経験のない俺が予備のインナーを持っているだろうかいや、否。
寒気が一気に押し寄せてくる。そのせいか、頭痛もである。
思い返せば、この時が一番しんどかった。
8合目で2時間半で登りきる超人のおっちゃんにキャラメルもらいながら休憩し、登山開始。(通常5時間半)
帰りにこのおっちゃんとすれ違ったけど、走ってた(意味不明)
登頂成功
なんやかんやありつつ、登頂成功
山頂から見下ろす景色はまさに絶景。
大陸のように続く雲海が圧巻であった。数十分は見てられるほどの景色だった気がする。
感想
というのが俺の富士山登頂ログなわけだけども、まず思ったのが富士山キレイすぎ。
きっと毎年万人単位で人が行き来しているのにゴミが一つも見当たらない。
風でどこかにとんでいくのもあるかもだけど、それにしてもゴミがなさ過ぎて感動。
これは世界遺産登録の効果なのか日本人の文化なのか、一番の感心ポイント。
海に行くとゴミがよく落ちてるし、海も綺麗に保ちたいものだなーとふと思った。
富士山は是非綺麗なままでいてください